山梨県甲州市の60代女性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、現金1200万円をだまし取られた事件で、警察は20日、埼玉県の44歳の男を逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは埼玉県上尾市の無職 吉村和起容疑者(44)です。 事件は去年9月から12月にかけて起きました。 女性がインスタグラムで「優良株を教えます」という広告を目にし、その後、LINEに誘導され、有名投資家を名乗る人物とのやりとりが始まりました。 その中で専用の取引アプリをインストールや専用口座を開設するよう求められ、「200万円を入金すれば高い利益が得られる上位口座に移れる」などと信じ込まされました。 そして去年10月から12月にかけて5回にわたって合計1200万円を手渡したり、送金したりしたということです。 吉村容疑者は去年10月23日、甲州市内の飲食店で投資会社の社員を装い、女性から現金200万円を受け取ったとされています。 発覚のきっかけは、容疑者が自身の本名が書かれた”社員証”を女性に提示したことや、店内の防犯カメラ映像などから警察が吉村容疑者を特定し逮捕しました。 警察は容疑者の認否は明らかにしていません。 吉村容疑者を現金を受け取る「受け子」とみられていますが、他にも現金を引き出す「出し子」も担った可能性も視野に捜査を進めているほか、被害女性が複数回にわたって現金を手渡していることから、警察は他にも関与した人物がいるとみて捜査を続けています。