上三川町で起きた強盗殺人事件で逮捕された指示役とみられる男が韓国経由で東南アジアに逃亡しようとしていたことが22日、捜査関係者への取材で分かりました。 この事件は、5月14日午前上三川町上神主の住宅でこの家に住む富山英子さん69歳が殺害されたほか、富山さんの長男と次男がけがをしたものです。 捜査本部はこれまでに強盗殺人の疑いで指示役とみられる横浜市港北区の無職竹前海斗容疑者28歳と妻の美結容疑者25歳、それに実行役とされる16歳の高校生の少年4人の合わせて6人を逮捕しています。 捜査関係者によりますと、事件から3日後の17日に羽田空港で身柄を確保された竹前海斗容疑者は韓国経由で東南アジアに逃亡してようとしていたとみられ出国寸前だったということです。 また、事件当日、実行役とみられる少年ら3人がそれぞれ別の場所から富山さんの自宅に侵入したとみられるということです。富山さんの家に設置された複数の防犯カメラには少年らが侵入する様子が映っていました。敷地を囲む塀にはよじ登ったとみられる足跡が残っていて少年らは、侵入時に一度に見つからないようにした可能性があります。4人のうちの1人は、運転手役だったとみられます。 このほか、事件発生前の今月7日に、富山さんの自宅近くで盗品のナンバーをつけた車に乗っていた疑いで茨城県八千代町の渡辺昌英容疑者41歳が逮捕された事件で、この車と似た車が何度か目撃されていました。警察は竹前容疑者夫婦のさらに上位の指示役がいることも可能性も視野に押収したスマートフォンの通信記録などの調べを進めています。