きのう夜、茨城県結城市の住宅でベトナム国籍の技能実習生の男性が包丁で刺され、その後、死亡しました。警察は、同居していたベトナム国籍の同僚を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 きのう午後9時前、結城市東茂呂の住宅で農家の妻から「研修生同士がけんかしている」と通報がありました。 警察が現場に駆けつけると、ベトナム国籍の技能実習生、ブイ・ヒュー・フンさん(36)が倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 警察は同居していたベトナム国籍の技能実習生、グエン・チー・タイン容疑者(24)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 警察によりますと、2人は同じ職場で働く技能実習生で、何らかの理由で口論となり、グエン容疑者がブイさんの肩や背中などを包丁で刺して殺害しようとしたとみられています。 取り調べに対し、グエン容疑者は容疑を認めているということで、警察は容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べる方針です。