巨人軍を愛した阿部監督がこんな形で…残念でならない

巨人は26日、長女(18)への暴行容疑で25日に現行犯逮捕され、26日未明に釈放された阿部慎之助監督(47)の辞任を発表した。この日午前に山口寿一オーナー(69)と面会して辞任を申し入れ、受理された。 午前0時19分の釈放から、11時間23分後の辞任発表となった。異例ともいえる早期の幕引き。厳しい姿勢で巨人の山口オーナーは決断を下した。 長女の手紙を読んだ上で、「監督の暴力というのは非常に重い出来事でありますので、辞任は避けられない」と説明。辞任の申し出がある前に、橋上オフェンスチーフコーチへ監督代行要請も行われていた。 東京ドーム周辺も様子が変わっていた。公式グッズショップ、同オンラインストアから阿部前監督のグッズが全て撤去。一部商品の発売延期も発表された。球場内の売店ではプロデュースした弁当の発売も中止となり、球団ホームページからも削除された。東京ドーム外周につるされている阿部前監督のタペストリー前は写真撮影するファンであふれた。 もちろん暴力を振るった事実は消えないし、許されることではない。苦しむ戸郷の背中を強く押し、悩める佐々木やキャベッジらに実演指導をしながら何度も助言を送ってきた。そのどれもが野球を、巨人軍を愛した阿部慎之助の姿で、そこに偽りはない。だからこそ、こんな形でチームを去ることが残念でならない。(デイリースポーツ巨人担当・松井美里)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加