社会起業家の安部敏樹氏(38)が27日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。プロ野球・巨人の阿部慎之助監督(47)が18歳の娘に暴行を加えた疑いで25日に現行犯逮捕され、26日に辞任したことについてコメントした。 読売巨人軍が確認した事実関係によると、25日午後6時頃、18歳の長女と次女の姉妹ケンカを止めようとした阿部氏は長女から言い返されたことに腹を立て、襟元をつかみ投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。長女はこの直後にチャットGPTに聞いたところ、児童相談所への通報を勧められたことから通報。児相から連絡を受けた警視庁渋谷署が現行犯逮捕した。阿部氏は26日未明に釈放された。 阿部氏の会見内では代理人を通じて長女の手紙が公表され、「警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行された姿を見て、私は泣き崩れてしまいました」と明かした。父との関係について「ダジャレを言い合い、笑い合う仲」とし、「既に仲直り」したことも伝えた。 安部氏は「皆さんがその場その場で比較的に適切な判断をした結果、積み上がってできてしまった悲劇みたいな感じだと思っています」と自身の受け止めを述べ、「まず児相の話でいうと、基本的に確証なくとも通報するということは法律的に決まっているので、児相からするとちょっと危ないかもと思ったら警察に110番というのは基本ですので、むしろよく機能したという事例だと思う」と指摘した。 そして、警察の対応については「長女本人も過度な状況説明があったとしていますので、こういう状況の中でみると、緊急性とか重要性みたいなものを鑑みて少し大きく可能性を捉えてその場で逮捕ということは運用上あり得るんじゃないかなと思いました」とし、「その後すぐに釈放されていますから、証拠隠滅とか逃亡の恐れというのはそもそもなかったはずだと。証拠隠滅、逃亡の恐れはなかったんだけれども、運用上は安全確保みたいな話だとか、お父さんと娘を分けるために逮捕したということはあったんじゃないかなと」と推察した。 また、巨人については「山口オーナーの話でいうと、民間事業者ですから各団体に判断の基準が委ねられてしかるべきだと思いますが、逮捕されているだけであって、その後に本当に起訴されるのか、有罪なのかっていうのは別論点ですのでもう少し待ってあげて、例えば謹慎にして、最後の結論が出た後に判断ということもあったのかなと思うんですが、これも民間事業者なので、それぞれの判断基準で判断されると思うと、やむなしということだと思います」とした。 そのうえで「長女とお父さまが仲直りしているのであれば、むしろ今回こうだと、1回これで区切りだと、1回終わりだと。その代わりまたどこかで1年後2年後3年後、いつか分からないですけれども、彼に新たなチャンスが提示されるというふうになるといいなと思いましたけどね」と自身の思いを述べていた。