国内最大級の風俗スカウトグループ「ナチュラル」を巡り、紹介料を受け取る際に他人になりすました領収書を渡したなどとして、警視庁と千葉県警の合同捜査本部は組織犯罪処罰法(犯罪収益隠匿)違反の疑いで、ナチュラル幹部、安祥希容疑者(27)=東京都台東区=を新たに逮捕した。警視庁暴力団対策課は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は令和5年1月中旬~6年5月下旬、千葉市にあるソープランドの店長から女性の紹介料名目で現金約3920万円を受け取り、虚偽の内容の領収書を渡して、犯罪収益ではないように仮装したとしている。 暴力団対策課によると、安容疑者はナチュラル「集金課」の幹部とみられ、領収書には実在しない人物の氏名や住所のほか、広告費などの虚偽の名目が記されていたという。 警視庁などはほかにも、この店にナチュラルを紹介し、店から顧問料などの名目で約470万円を得たとして横浜市の会社役員、鈴木秀明容疑者(53)も同法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕。ナチュラルトップの小畑寛昭被告(41)=職業安定法違反罪で起訴=ら2人も千葉県松戸市の性風俗店に女性を紹介した職業安定法違反(有害業務目的紹介)容疑で再逮捕した。