「いずれ壁が倒れる」うその説明で高額リフォーム詐欺容疑、男ら逮捕

台所や風呂の点検と称して個人宅を訪問し、うその説明をして住人に高額なリフォーム工事の契約を結ばせていたとして、神奈川県警は男5人を詐欺などの疑いで逮捕し、28日発表した。認否を明らかにしていない。 ■「脱衣所の壁も天井も倒れる」 県警生活経済課によると、5人の逮捕容疑は2024年12月~25年6月、共謀して横浜、川崎の両市と埼玉県川越市の50~70代の男女宅で、台所の蛇口からさびが出ており「風呂などを全部交換しないといけない」「いずれは脱衣所や洗面所の壁や天井が全部倒れてくる」などとうその説明をし、うち1人から工事代金440万円を振り込ませてだまし取るなどしたというもの。ほか2人は契約を解除したため未遂に終わった。 県警は、5人のうち28歳の男2人が「点検商法」を行うグループの営業の統括役とみており、関係先からは点検商法のマニュアルも押収したという。 ■「無料で点検」のマニュアルも 個人宅を訪問する際、実在するリフォーム会社の社名を名乗り、「無料で水回りを点検しますよ」などとマニュアルに沿って営業をしていたという。県警はグループが23年4月~25年6月に計157人と契約を結び、2億5千万円を売り上げていたとみている。 5人の一部はかつて同じ暴走族グループの仲間だったといい、県警は背後に匿名・流動型犯罪グループが関与している可能性もあるとみて、捜査を進めている。(奥田薫子、永渕真緒)

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