ヒロ、ハワイ州、5月29日 (AP) ー 3人の男性殺害に関与したとして指名手配されていた男が28日、住民を不安に陥れたハワイ島での大規模な捜索の末に逮捕された。 警察によると、ハワイ州パホア在住のジェイコブ・ベイカー容疑者(36)は、州および連邦当局の支援を含む「多大な資源」を投入した捜索の末、殺人、住居侵入窃盗、その他の容疑で逮捕された。 当局は、ベイカー容疑者が3人の男性の死亡に関与しているとみている。その3人とは、セメント製の池に半身が沈んだ状態で発見された69歳の男性、そこからわずか数百メートル離れた場所で発見された79歳の男性、そして約31キロ離れた場所で遺体が発見された、同じく69歳の男性だ。 殺害は2日間にわたり、島の僻地で主に農村部にあたる地域で発生した。同島はハワイ諸島で最大であり、面積は10,360平方キロを超える。この地域は熱帯の景観と不毛な溶岩原が混在している。 逮捕後の記者会見で、ハワイ州警察のリード・マフナ署長は28日の午後、ベイカー容疑者が草むらに潜んでおり、車が通り過ぎるたびに身を隠していたという情報を受け取ったと述べた。警察は小さな洞窟に隠れていた彼を発見し、逮捕した。 住民の1人は自宅へ車で向かっていた際、殺害された被害者の1人が住んでいた場所の近くで車の速度を落とした。その時、道路を走る男を追いかける女性警察官を目撃した。 男は草の生えた私道へ駆け込み、ジャングルの中へ逃げ込んだ。しばらく叫び声が続き、数人の警官が上半身裸で、手錠をかけられた男を連行して現れた。 警察は動機は特定できていないとしたが、ベイカーが3件の殺人すべてに関与していると確信していると述べた。マフナ署長は、警察がどのようにベイカーを容疑者として特定したか、あるいはどのような証拠が彼と殺人事件を結びつけているかについては情報を公開しなかった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)