7日夜、岡山市で74歳の女性が乗用車にはねられ、意識不明の重体です。警察は、運転していた岡山東警察署の警部補の男を現行犯逮捕しました。 過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、岡山東警察署の警部補、棗田康雄容疑者55歳です。 棗田容疑者は7日午後6時20分頃、岡山市東区大多羅町の市道で乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた近くに住む74歳のアルバイトの女性をはね、ケガをさせた疑いです。 女性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。 現場は、街灯のある片側1車線の直線道路で、横断歩道に信号機はなく、棗田容疑者は勤務を終えて帰宅中だったということです。 これまでの調べに対し容疑を認めているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。 岡山県警の關孝宏首席監察官は「職員が重大な交通事故を起こしたことは誠に遺憾。相手の方のご回復を心よりお祈り申し上げます」とコメントしています。