「Def Tech」Micro被告、活動再開への意思示す 現在は週5で制作活動「一日も早く音楽を届けたい」

大麻、コカイン、MDMAを所持したとして麻薬及び向精神薬取締法違反の罪に問われた音楽デュオ「Def Tech(デフテック)」のMicro(マイクロ)こと西宮佑騎被告の初公判(室橋秀紀裁判官)が1日、東京地裁で開かれた。西宮被告は起訴内容を認めた。 起訴状などによると、西宮被告は今年2月2日、都内の自宅で乾燥大麻3・517グラムを所持し、また同日に千葉県内でのサーフィン後、自動車運転中にコカインとMDMAの粉末を吸引、スプーンをなめるなどして摂取した。その後、帰宅したところを厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部の家宅捜索を受け現行犯逮捕された。 西宮被告は弁護人からの質問で、逮捕時の心境を明かした。「Def Tech」は20周年ツアー中で、逮捕の6日後には日本武道館コンサートを控えていたが被告の逮捕を受けて中止になった。留置所で所属事務所の社長やマネジャーと面会し「今年のスケジュールがキャンセルになり、スポンサーへの影響や相方のスケジュールがなくなったことなどの現実を突きつけられた。人生これで詰んでしまうと思いました」と語った。 また西宮被告の母からは「簡単に許されると思うな」と叱咤(しった)されたという。「自分の自覚のなさでどれだけ多くの方に迷惑をかけたか。自分自身にがっかり」と語った。 現在は奈良県内の実家で家族とともに生活している。「45年間の人生でこんなに規則正しい生活をしたことはない。朝5、6時に起床してセラピードッグとして飼ったワンちゃんを散歩させる。ジムに行って週4回プール。屋根裏の作業部屋で月~金曜は音楽制作に打ち込み、土日は波乗りに行ってスタミナ作りをしています」と暮らしぶりを明かした。また2月から自宅付近のクリニックで薬物依存のカウンセリングを受けているという。 裁判では西宮被告の母からの上申書が提出。家族やマネジャーが抜き打ちで携帯電話や持ち物のチェックをしていることなどサポート体制が整っているとして、寛大な判決を求めた。 西宮被告は「父、母は『大丈夫だ』と思えるまで自宅にいさせてくれると言っているが、高齢で年をとってきているので生涯暮らしていきたい」と家族への思いを告白。「多くのファンにも残念な思いをさせて傷つけてしまった。一日も早く音楽を届けていけるよう準備していきたい」と活動再開へ強い意欲を示した。 検察側は拘禁刑2年を求刑し結審。判決は11日午後1時半に言い渡される。

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