イタリアで外国人農場労働者4人殺害事件、パキスタン人2人逮捕

【AFP=時事】イタリア南部カラブリア州で焼け落ちたミニバンの中からアフガニスタン人3人とパキスタン人1人の農場労働者計4人が遺体で見つかった事件で、警察はパキスタン人の男2人を殺人の疑いで逮捕した。イタリアメディアが2日、報じた。 ミニバンは同州の農業地帯にあるアメンドラーラ村近くのガソリンスタンドで見つかった。 イタリアメディアによると、炎上するミニバンにはもう一人アフガン人男性が乗っていたが、窓をたたき割って逃げ出すことに成功し、かろうじて一命を取り留めたという。 この男性は、自分を含む労働者たちは逮捕されたパキスタン人たちに刃物や銃で脅され、無給で強制労働をさせられていたと語った。 中立系全国紙コリエレ・デラ・セラが捜査関係筋の話として乗じたところによると、ガソリンスタンドの防犯カメラの映像には、2人組が外からミニバンのドアを塞ぎ、車内に液体を投げ込んでいる場面が映っていた。 その直後に車が炎上し、2人組は逃走したという。 駆けつけた消防隊が消火後、車内から遺体を発見した。 当初の報道では、死亡した4人全員がパキスタン人だと報じられていた。 地元警察のアントニオ・ボレッリ署長は同紙の取材に対し「これは間違いなく殺人事件だ。現在、詳細の解明を進めている」と述べた。 同紙によると、この地域ではここ数か月、パキスタン人を乗せた乗用車やミニバンが狙われる放火事件が14件発生している。現地では、農作業の割り当てや滞在許可証、宿泊施設などをめぐり、移民(外国人)労働者の間で対立が続いている。【翻訳編集】 AFPBB News

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