大麻を吸ったり所持したりしたなどとして、海上自衛隊呉地方総監部は3日、呉潜水艦基地隊の一等海士(23)を懲戒免職にしたと発表しました。 呉地方総監部によりますと、一等海士は、2月9日、広島県呉市内の同僚の家で液体麻薬を気化し吸引するなどしたということです。 2月10日、部内で実施された抜き打ちの薬物検査で、一等海士の尿から陽性反応が出たため、海上自衛隊の呉地方警務隊が調査を開始。翌日には潜水艦乗員待機所で、同月19日には同僚の自宅で、一等海士の大麻植物片や液体大麻が発見されたということです。 ■「ストレスを抱え大麻を思い出すように…」 その後、海上自衛隊潜水艦乗員待機所で、大麻植物片(42.950g)を所持したとして、自衛隊の呉地方警務隊が、一等海士を麻薬取締法違反の疑いで逮捕・送検していました。 呉地方総監部によりますと、一等海士は、高校3年生の3月ごろから大学4年生の2月ごろまで大麻を吸っていて、薬物検査があることを知って、入隊前にやめていたといいます。 しかし、「職場におけるストレスを1人で抱え込むうちに入隊前に吸っていた大麻のことを思い出すようになった」などと、再度吸い始めたということです。 ■入手経路は「SNSの“大麻を販売していそうなアカウント”」 入手経路については「2025年9月頃から翌年1月頃までの間、X(旧Twitter)で、“大麻を販売していそうなアカウント”と連絡を取り購入した」と話しているということです。 一等海佐は「本事案を起こしたことで、上司、同僚にご迷惑をおかけして誠に申し訳なく思っております。二度とこのようなことがないように深く反省しております」と話しているということです。 呉潜水艦基地隊司令の藤本孝二等海佐は「大変重く受け止めている。今後、引き続き服務指導教育および隊員の心情把握を徹底し、再発防止に努めていく」とコメントしています。