乾燥大麻を所持したほかコカインなどを使用したとして麻薬及び向精神薬取締法違反の罪に問われている音楽ユニット「Def Tech」のMicroこと西宮佑騎被告(45)の初公判が6月1日、東京地裁で開かれ、検察は禁錮2年を求刑した。 「『Def Tech』はMicroとハワイ育ちのShenとのユニットで’05年に発売したヒット曲『My Way』を含むファーストアルバム『Def Tech』は280万枚のセールスを記録しました。日本武道館でのデビュー20周年ライブ直前の逮捕で、ライブが中止になるなど各所に影響が出ていました。違約金などの問題も発生しているでしょう」(音楽関係者) 西宮被告は今年2月に都内の自宅で乾燥大麻約3.5グラムを所持したとして、厚生労働省麻薬取締部に現行犯逮捕された。西宮被告は黒のスーツ姿で出廷。短髪の髪はきれいに整えられ、顔の肌艶もよく以前より日焼けした印象だ。 緊張した面持ちで証言台に立ち、裁判官から職業を問われると「音楽家です、歌手です」と答えた。 起訴状によると今年2月2日に都内の自宅で乾燥大麻3.517グラムを所持。同日に千葉県内でサーフィンをした後に、都内の家に向かう走行中の車内でコカインとMDMAを混ぜたものを吸引したという。帰宅したところを厚生労働省麻薬取締部の家宅捜索を受け、現行犯逮捕された。起訴内容について「間違いありません」と認めた。 この日行われた被告人質問で明らかになったのは薬物との親密ぶりだった。最初に弁護人からの質問で薬物との接点が語られた。初めて大麻を使用したのはアメリカ留学中の20歳の時。ホームステイ先の子どもたちが使用しており、 「音楽が立体的に聞こえて、心の安堵感を感じた」 と語った。デビュー直前の24歳まで月1、2回程度使用していた。 その後は使用していなかったが’24年に米ロサンゼルスで行われたフェスで現地スタッフから大麻とコカインを譲り受け、使用を再開。今回、罪に問われた昨年末から1月にかけてハワイに行った際に売人の友人から購入し、MDMAはオマケでもらったという。