インフルエンサーのSNSアカウント購入、フォロワーに副業詐欺か 容疑で41人を逮捕

SNSのインフルエンサーのアカウントを買い取り、フォロワーに副業を持ち掛けて現金をだまし取ったとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は10日、詐欺容疑で大阪市淀川区の会社役員、松村真吾容疑者(29)や大阪府吹田市の会社役員、藤木来人(らいと)容疑者(29)ら男女41人を逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。 同課によると、両容疑者は登記上、大阪市北区の会社代表。この会社ではフォロワーが多数おり、主に料理や美容に関する発信をしていた複数の女性インフルエンサーのアカウントを仲介業者を通じて購入していた。 購入後もインフルエンサーになりすました投稿を続け、自身が成功したとうたって成果報酬型のインターネット広告「アフィリエイト」での副業を勧誘。「スクールを受講すればさらに高額な収益を生み出せる」などと受講代名目で現金を支払わせていた。 昨年1年間で女性を中心に全国約2300人から約6億5000万円を集めていたとみられ、府警は41人が「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」である可能性も視野に役割分担など実態解明を進めている。 松村容疑者の逮捕容疑は今年3月、50代女性からこうした手口で約51万円をだまし取ったとしている。府警は9日午後に吹田市の拠点などを家宅捜索。パソコンやタブレットなど1000点以上を押収した。

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