今年6月に栃木県で起きた強盗殺人事件など、匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウによるとみられる事件が全国で相次ぎ、警察が取り締まりを強化しています。 防犯対策の専門家は、「他人事と思わず防犯意識をもってほしい」と呼びかけています。 ■相次ぐトクリュウによる事件 今年6月14日、栃木県上三川町の住宅で69歳の女性が殺害された事件。 警察は、匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウによる事件とみて、強盗殺人の疑いで男子高校生など6人を逮捕し、事件を主導したとみられる佐賀県出身の男を国際手配しています。 当初はニセ電話詐欺をはじめとする特殊詐欺が中心だったトクリュウによる事件。 最近では、実行役が直接、金品などを奪う強盗事件や窃盗事件も相次いでいます。 警察は取り締まりの強化に乗り出していて、事件に巻き込まれるという不安が広がるなか、今できることは何かを専門家に聞きました。 ■不審者が侵入しづらい家にする NPO法人 福岡県防犯設備士協会 座親雅夫 副理事長 「まずは扉自体はワンドアツーロック。鎌錠って言うんですけど、バールが突っ込まれても開かないようにする」 防犯設備アドバイザーの座親雅夫さんです。 座親さんは、強盗や窃盗などの犯罪から身を守るためには、不審者が侵入しづらい家づくりが重要だと強調します。 NPO法人 福岡県防犯設備士協会 座親雅夫 副理事長 「特に戸建て住宅で一番狙われやすいのは、玄関ではなくて、こういう掃き出しの窓。庭側に面して通りから見えにくいですよね。サブロックがついているので、このサブロックをつけていただいて、ここにも。新しい住宅にはこれが当たり前についていますので、これを必ずやってください」 ■「あきらめて退散する」ような設備も重要 侵入された場合に備え、不審者の侵入をいち早く察知し、退散させられるような設備を備えておくことも重要といいます。 窓につけられたこちらの機械は、窓が開けられると・・・ NPO法人 福岡県防犯設備士協会 座親雅夫 副理事長 「さあ入るっていった時に、アラーム音がなります。大体これで90デシベル前後の音なので、この音を聞いて『誰かに見つかる』と思ってその場を退散する可能性が高いです」