先月25日、さいたま地裁川越支部のトイレの一部が焼けた火災で警察は16日、建物内で放火しようとしたとして80歳の男を逮捕しました。 現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、毛呂山町若山の無職 野上岩夫容疑者(80)です。 警察によりますと、野上容疑者は、先月25日、川越市宮下町にあるさいたま地裁川越支部別館3階の男子トイレの個室で放火しようとした疑いが持たれています。 火はおよそ30分後に消し止められ、トイレの壁の一部や便器のふたが焼けましたが、けが人はいませんでした。 この火災で、開廷中の裁判が一時中断し、職員や来庁者が避難したということです。 調べに対し、野上容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。 野上容疑者は去年10月、さいたま地裁川越支部に電話し、自身が相談していた弁護士の名前をあげて「許さない、塩酸を顔にぶっかけてやろうか」と脅迫したとして、先月26日に逮捕されていました。 警察は犯行に至った動機などを詳しく調べています。