9日に肺炎のため亡くなった俳優の中村玉緒(なかむら・たまお、本名奥村玉緒=おくむら・たまお、享年86)さんの通夜が16日午後6時から東京・品川の桐ケ谷斎場で始まった。バラエティー番組で共演した明石家さんま、和田アキ子、プロ野球ソフトバンクの王貞治会長、フリーアナウンサーの徳光和夫、水森かおり、瀬川瑛子、西川貴教、TBSの安住紳一郎アナらが斎場に姿を見せた。多くの芸能関係者、歌舞伎界の関係者、相撲関係者も顔を見せた。 さんまは斎場の入り口で和田と顔を合わせ、しばし話し込んでいた。中村さんは1939年7月12日生まれ、京都市出身。歌舞伎界の名門「成駒屋」の出身で、父は二代目中村雁治郎さん、兄は四代目坂田藤十郎さんという芸能一家で育った。中学2年で映画デビュー。大映に入社し、控えな脇役からスタート。その美貌と演技力を評価され「赤胴鈴之助」シリーズなどに抜てきされた。 1962年「悪名」シリーズなどで共演した勝新太郎さんに猛アプローチされ、結婚。昭和のおしどり夫婦として人気だったが、その道のりは波乱万丈。勝プロダクションを設立したが、80年に倒産。90年には勝さんがハワイの空港で下着にコカインを入れて現行犯逮捕されるなど、波乱万丈な人生を歩んだ。 歌舞伎界にゆかりがあり、映画、ドラマ、バラエティー多岐に渡って活動したため、角界から多くの参列者が訪れた。 告別式は17日午前9時半から東京都品川区西五反田5の32の20、桐ケ谷斎場で営まれる。