東京都内の信用金庫で客の定期預金を不正に解約し、250万円の預金をだまし取ったとして、職員だった男が警視庁に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・町田市の会社員・田子力斗容疑者(36)です。 田子容疑者は2020年2月、勤務していた都内の信用金庫の支店で、当時80代の女性客の定期預金を無断で解約して払い戻す手続きをし、現金250万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、田子容疑者は通常の営業の一環で女性の自宅を訪れた際に、本来は客が記入して捺印する預金の払戻請求書を持参し、女性から預かった印鑑を押して、女性が記入したと装い、請求に必要な事項を自分で記入していたということです。 その後、定期預金の解約に必要な社内文書と合わせて上司に提出し、250万円を払い戻していました。 田子容疑者は取り調べに対し、「オンラインゲームの課金や飲み歩くために遊ぶ金が欲しくてほかにもやった」と容疑を認めているということで、警視庁は、同様の手口の余罪があるとみて調べています。