京都の伝統野菜「九条ねぎ」と表示したカットネギに中国産のネギを混ぜて販売したとして、京都府警は22日、不正競争防止法違反(誤認惹起(じゃっき))と食品表示法違反の疑いで、農産物加工販売会社「葱保(ねぎやす)」(京都市南区)の元社長、高田哲也容疑者(55)=同区=を逮捕した。容疑を認め「猛暑で京都府産のネギの入手が困難になり、不足を補うため混在させた」などと供述しているという。 逮捕容疑は、2月26日ごろ、同市南区の同社作業所で複数回にわたり、京都府産に中国産を混ぜたカットネギの容器に原産地として「京都府」などと表示し、小売会社など3社に計6パックを販売したとしている。 府警によると、高田容疑者は社長を務めた令和8年までの約4年間、カットネギの産地偽装を継続。近畿圏内のスーパーに流通させていたという。 府警は6年9月、産地偽装に関する情報提供を受け、商品の鑑定で一部が中国産であることを特定。今年2月、同社の作業所を家宅捜索し、中国産ネギの取引に関する伝票などを押収していた。