成功例は愛媛の“福田和子事件” 別府・ひき逃げ“殺人”事件の重要指名犯 松山で情報呼びかけ【愛媛】

大分県別府市で大学生が車にはねられ死亡したひき逃げ事件から29日で4年。海を隔てた隣県・愛媛県の松山市でも警察が「重要指名手配」されている八田與一容疑者の情報提供を呼びかけました。このような取り組みの成功例は、松山市で発生し15年に渡り逃走を続けた“福田和子事件”。事項寸前の劇的逮捕で国内でも注目されました。 【警察の執念の捜査】 愛媛でもチラシが配られた八田與一容疑者は、警察庁から「重要指名手配」されています。「重要指名手配」の対象者は、殺人などの重大事件の中でも全国の警察が特に力を入れて行方を追う容疑者です。国内では6月29日時点、八田與一容疑者を含めて10人が指定されています。 【愛媛での公開捜査】 全国規模での捜査となったのが、松山市で1982年に起きた同僚ホステスに対する強盗殺人事件で、指名手配された福田和子元受刑者です。約15年間に渡り逃走を続けているなか、懸賞金100万円がかけられたほか、顔写真や声がテレビ番組などで公開され、その情報が時効寸前の逮捕に繋がりました。 この一方、愛媛県内で容疑者が分かっていない殺人事件は3件あります。こうした事件でも、同様に防犯カメラの映像を公開するなどして情報提供が呼びかけられています。 1つは大洲市長浜町で2004年4月に起きた放火殺人事件です。何者かが住宅に侵入し、灯油をまいて火をつけ、当時53歳の女性を殺害したとされています。 西条市大新田の新川の河口では2012年5月、生後間もない女の赤ちゃんの遺体がポリ袋に入った状態で見つかりました。 さらに松山市大可賀の釣り公園近くの海でも2023年12月、生後間もない赤ちゃんの遺体が見つかり、警察が殺人事件として捜査しています。 長浜町の放火殺人事件では、これまでに1200件近い情報が寄せられています。ただ、事件発生から20年以上が経ち、情報提供の数は年々少なくなっているといいます。 警察は少しでも気になる情報があれば、連絡して欲しいと呼びかけています。

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