【AFP=時事】韓国の最高裁判所は9日、2024年の「非常戒厳」宣布をめぐり自身の逮捕を妨害した罪などに問われた、前大統領の尹錫悦(ユン・ソンニョル)被告に対し、懲役7年とした2審判決を支持し、被告側の上告を退けた。これにより懲役7年の判決が確定した。 裁判では、尹被告が戒厳令の宣言に先立って閣議審議を妨害し、首相の偽造署名を使用したほか、国会議員によって戒厳令が無効とされた後、大統領警護官らを使って自身の逮捕を阻止した罪などが問われていた。 尹被告は、戒厳令を宣言して内乱を主導した罪により、別の裁判で一審の無期懲役刑を不服として控訴している。尹被告は戒厳令について「公益のためだった」と主張している。 最高裁の裁判官はテレビ中継された判決公判で、下級審の判断に「誤りはない」と述べ、尹被告の上告を退けた。尹被告は公判に出席しなかった。 尹被告の弁護団は「深い遺憾」を表明し、最高裁が「十分な審理を行うことなく」結審したと非難した。【翻訳編集】 AFPBB News