俳優、水谷豊(73)が11日、主演・監督など5役を務めた映画「Piccora felicità(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~」の初日舞台あいさつを東京都内で行い、長女で女優、趣里(35)と公の場で初となるツーショットを披露した。まな娘と並んで登壇。今作で映画初共演した〝パパの顔〟で盛り上げた。 照れ臭そうな水谷を、隣に立つ趣里が笑顔で見守る珍しいツーショット。ようやく実現した父娘共演に、会場は温かなムードに包まれた。 監督4作目で水谷が描いたのは、人生の岐路に立たされた男女3組が織りなす予測不能な人間模様。4つのストーリーを通じて、優しい人々が〝小さな奇跡〟を起こす。 主演・監督のほかに企画・脚本・プロデュースを含む5役を担当。最初は主演までするつもりはなかったが、撮影期間が短かったこともあり「自主制作なので、予算表を見たら仕方なく…。自分で全部やるしかなかったんです」と説明。ファミリーレストランの店長を演じ、「珍しく犯人を逮捕する役ではなかったのですが」と、主演する代表作のテレビ朝日系刑事ドラマ「相棒」シリーズを引き合いに笑わせた。 趣里はホテル「ピッコラ・フェリチタ」に訪れる謎めいた女性役で、水谷と映画初共演。「私にとっても、すごく特別な映画です」と気持ちを込めた。 映画の公式サイトでは「監督は撮影中、どんなに大変な時も軽やかで、楽しませてくれました。本当に尊敬します」とコメント。この日も「試写で1話の監督の姿を見たら涙が止まりませんでした。すてきな作品に参加できて本当にうれしかった」と父に対するリスペクトの思いを伝えた。 昨年9月に元BE:FIRSTの夫、三山凌輝(27)との第1子出産を発表。映画の内容にちなみ〝自身の小さな幸せ〟を問われると、「ベイビーがいるので、せりふ覚えが大変。難しいせりふが1回2回読んだだけで入ってるときは、小さな幸せです」とママの顔をのぞかせた。 水谷は「映画の中で孫の写真が出てきますが、あれは僕の孫(趣里の子供)ではありません」と続けてニヤリ。親子愛あふれる仲むつまじい姿で観客を魅了した。