ICC検察官の性加害拒否できず 被害申し立ての女性が証言

【ニューヨーク共同】国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官から性被害を受けたと申し立てた女性職員が16日放送の米CNNテレビのインタビューに応じ、同意のない性的関係が徐々にエスカレートしていったが、仕事やビザ(査証)を失う恐れから拒否できなかったと述べた。 ICC締約国会議の議長団は6月、カーン氏は懲戒処分が相当との結論を出した。今月24日に開かれる締約国会議の特別会合で処分の是非や内容を最終決定する。停職中のカーン氏は性加害を全面的に否定している。 女性はマレーシア出身の弁護士で、公に証言するのは初めて。2023年2月にカーン氏の部下として働き始めてから1年間にわたり性被害を受けたと述べた。夫や息子と暮らすオランダでの就労ビザを失う恐れなどから拒絶できなかったとした。 カーン氏がパレスチナ自治区ガザ情勢でイスラエルのネタニヤフ首相の逮捕状を請求したことから、性被害の申し立てはイスラエルによる工作だとの臆測も出たが、女性は「私が工作員であるとの疑いが少しでもあれば解雇されている」と述べて否定した。

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