「学校側も不正を行っている」“氷河期世代”だったこともアダに…50代・中学校教員を「自分は盗撮をしてもかまわない人間」と勘違いさせた「社会の歪み」

〈「そんな成績じゃ、ろくな学校に行けないぞ」女子更衣室に侵入し、生徒たちの着替え姿を盗撮…50代・中学校教員を「盗撮犯」に変えた“いびつな家庭環境”〉 から続く 過酷な労働環境や組織ぐるみの勤怠改ざん、そして過大な責任――。真面目で「ノー」と言えない性格の50代中学校教員は、追い詰められた末になぜ校内での盗撮行為へと走ってしまったのか。その背景には、就職氷河期世代ゆえの構造的問題と、身勝手な加害行為を正当化する「認知の歪み」が存在していた。 性犯罪へと駆り立てる社会と個人のメカニズムを、西川口榎本クリニック副院長として様々な依存症治療と向き合ってきた斉藤章佳氏の新刊『 校内盗撮 』(集英社インターナショナル)より一部抜粋してお届けする。(全3回の2回目) ◆◆◆

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