水迫畜産 ふるさと納税返礼品を利用した産地偽装の手口

問題発覚からまもなく半年というタイミングで、鹿児島県警は水迫畜産の元取締役を逮捕しました。 今回、水迫容疑者が逮捕された容疑は「牛肉の産地偽装」です。 帝国データバンクによると、県内の肉用牛生産業の売上高で、水迫畜産は1位の「カミチクファーム」に次ぐ2位の規模で、3位もグループ会社の「水迫ファーム」となっています。 水迫畜産は県内4か所のほか、宮崎と沖縄でも農場を持っていて、鹿児島市の喜入工場で製造する過程で不適正表示が起きたと説明してきました。 ■ふるさと納税の返礼品にも使用されていた 水迫畜産の商品は、ふるさと納税の返礼品にも使用されていました。 ふるさと納税は、市町村に寄附をした人に対し、提供事業者が返礼品を送ります。 今回の事件では、水迫畜産は、提供事業者だった県内の業者から「鹿児島県産牛肉」の注文を受けました。 しかし、水迫畜産は牛肉60キロ・120パックについて「県外産牛肉」を県内産と、うその表示をして納品し、代金をだまし取った疑いです。 ■意図的な偽装に関わったか 産地の不適正表示について、水迫畜産はこれまで「担当者が原産地を間違えて入力していた」などと説明していましたが、県警はこれまでの捜査で、工場での食肉の加工と販売を統括する立場だった水迫容疑者が意図的な偽装に主体的に関わったとみて、逮捕に至りました。

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