水迫畜産の産地偽装事件が発覚してからまもなく半年。これまでの経緯を振り返ります。 問題が発覚したのは今年3月。農林水産省が水迫畜産に対し、不適正表示の是正を指示。 乳牛のホルスタイン種などを「黒毛和牛」と不正に表示したほか、原産地についても沖縄県産や宮崎県産を「鹿児島県産」と表示していたとされています。 ■謝罪の気持ちはありますよ 発覚後、ふるさと納税の返礼品として取り扱っていた自治体に謝罪に訪れた当時の水迫政治社長は、「勉強不足だった」と説明していました。 Q.消費者にひとことありませんか? (水迫畜産・水迫政治 社長(当時))「こういうことがないように頑張りますので、よろしくお願いします」 Q.謝罪の気持ちはありますか? (水迫畜産・水迫政治 社長(当時))「(謝罪の気持ちは)ありますよ。あるから来たんじゃないですか」 そして…。 ■問題発覚から1か月後、記者会見 (水迫栄治 新社長)「誠に申し訳ございません」 問題発覚から1か月後。初めて開いた記者会見で、水迫畜産側は社長の交代を発表。会見には次男の水迫栄治新社長と、今回逮捕された長男の水迫政輝容疑者が出席。 水迫容疑者は、不適正表示は「意図的ではなかった」と説明していました。 Q.牛肉の管理があまりにずさんでは? (水迫政輝 容疑者)「企業風土というよりは、認識不足、確認不足」 Q.水迫畜産のような規模の畜産業者でなかなか考えにくいのでは? (水迫栄治 新社長)「ただ単純に、このミスは個人の責任者の責任。なぜ部門トップでありながら、しっかり確認しなかったか、私個人としても非常に不満で怒りを覚える」 そして、会見から2週間後。 ■事務所と加工場を家宅捜索 「午前7時半過ぎです。県警の捜査員たちが建物の中に入っていきます」 県警は今年4月、産地偽装の疑いで、2日間かけて指宿市の事務所と鹿児島市喜入の加工場を家宅捜索。 そしてきょう8月18日、産地偽装を指示していた疑いで、水迫政輝容疑者を逮捕しました。