非常用ドアコック内のスイッチを操作して電車の運行を妨害したなどとして、千葉中央署は19日、業務妨害や鉄道営業法違反の疑いで14~17歳の少年7人を千葉地検と千葉家裁に書類送致し、鉄道を撮影する“撮り鉄”のグループによる事件9件の捜査を終結したと発表した。 7人の書類送検容疑は複数人や単独で4月9日~5月9日、JR蘇我駅や東京駅で非常用ドアコックの中にあるスイッチを操作して電車のドアを開閉したほか、茨城県や埼玉県内の踏切に侵入するなどして電車を遅延させた疑い。 このうち5人は5月9日、東京モノレールで1人当たり920円分の不正乗車をし、埼玉県久喜市の少年(15)は5月上旬に茨城県内で撮影現場に行くために自転車(約2万円相当)を盗んだり、仲間内で食べるために菓子18個など(計4863円)を盗んだりした疑いもある。 同署によると、7人とも容疑を認めている。「どれくらい電車を遅延させたかを競っていた」「電車が遅れた理由が自分であることを自慢したかった」などと話しているという。 7人はSNSなどを通じて知り合った鉄道ファンのグループで、LINE(ライン)などで犯行の動画をやりとりしていた。JR東日本の職員が同署に相談し、駅を警戒していた県警鉄道警察隊員が、JR物井駅でグループの少年1人が非常用ドアコック内のスイッチを操作している現場を見つけ現行犯逮捕。その後の捜査で他の6人も浮上した。(平嶋奏葉)