兵庫県朝来市のスーパーマーケットで、店の金庫から現金約400万円を盗んだとして、50歳のパート従業員の女がきょう=26日朝早く逮捕されました。女は当初、「入金しに行く途中でおそわれて現金を奪われた」とウソの申告をしていたということです。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、兵庫県朝来市に住むパート従業員の女(50)です。 警察によると女は、おととい=24日午前11時3分ごろ、朝来市生野町口銀谷にあるスーパーマーケットの事務所で、金庫から現金約400万円を盗んだ疑いが持たれています。 女はこの店のパート従業員で、金庫を開けることができる立場でした。 事件当日=24日の午後、女は店の売上金を近くの銀行に入金するため店を出たあと、「後ろから両腕で胸を締められて気を失った」と申告。 その数分後に、意識を取り戻したところポーチは残されていたものの、「中に入れていた金曜日から日曜日までの売上金200万円あまりがなくなっていた」と説明し、警察は強盗事件として捜査を始めました。 しかし、店の内外にある防犯カメラなどを捜査しても、女が説明する強盗事件につながるものは確認されませんでした。 警察がさらに捜査を進めたところ、女が借金苦を抱えていたことが浮上。 店内の防犯カメラを確認すると、女が1人で金庫を開けたあと、右ひじを脇に寄せ、腹とひじの間に何かをはさむような不審な歩き方をしている様子が確認されたということです。そのため女から、警察が事情を聞いたところ「強盗にあった」という申告がウソだったことを認めたということです。 その後の捜査で、女が強盗にあったと虚偽の被害申告をする前に、店から盗んだ現金約400万円を自宅に持ち帰っていたことが判明。女の自宅を捜索したところ、約300万円が残されていたほか、約20万円を梅村容疑者が財布に所持していました。残る約80万円の使い道については、警察が今後捜査する方針です。 女は警察の調べに対し「盗んだことがバレないように、『強盗にあった』と店長にウソを言いました」と話し容疑を認めているということです。 警察は、虚偽の強盗申告についても今後捜査する方針です。