富山県警は、13日、酒気帯び運転の疑いで高岡警察署の職員を逮捕したと発表しました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、高岡警察署の会計年度任用職員で、小矢部市後谷の福田比登美容疑者(68)です。 警察によりますと、福田容疑者は、12日午後7時半ごろ、小矢部市本町の商業施設の駐車場で、基準値を超えるアルコールを体に保有する状態で車を運転したとされています。 「事故を起こした女性が逃げようとしていたから止めた」と、目撃した男性から警察に110番通報があり事態が発覚、逮捕に至りました。 福田容疑者は商業施設に買い物に来ていて、駐車する際に事故を起こしたということです。 警察の調べに対し、福田容疑者は容疑を認めていて、「長い距離じゃないので大丈夫だと思った」「組織に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。 富山県警の首席監察官は「県警察の会計年度任用職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を捜査・調査の上、厳正に対処いたします」とコメントしています。