山口県警で開かれた地域課長の会議で、熊坂 隆 本部長が警察官の殉職やケガの防止策を強化するよう指示しました。 =県警 熊坂 隆 本部長= 「殉職・受傷事故は絶無を期する必要があり、 初動対応にあたる地域警察官は常に危険に直面しています。」 熊坂本部長は、1月に警察官が取り調べ中に暴力を振るわれたことに触れ、常に警戒心を持ち、日頃の逮捕術の訓練にも積極的に取り組むよう指示しました。 2月には、岩国市の凍結した道路で事故処理中の警察官が大型トラックにはねられ、死亡しました。 県警は凍結した路面を想定し、スケートリンクで「スパイク」を履いて業務にあたる訓練を初めて実施するなど、再発防止に努めています。