経営していた会社の部下に暴行を加えて死亡させたとして、大阪府警捜査1課は27日、傷害致死の疑いで、大阪府茨木市北春日丘の会社員、麻田剛史(つよし)容疑者(59)を逮捕した。調べに対し「私は一切、暴行しておりません」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は昨年3月26日夜、自宅ガレージで、部下で行政書士の井上智憲(とものり)さん=当時(50)=の頭を複数回打ち付けるなどし、搬送先の病院で3日後に急性硬膜下血腫で死亡させたとしている。 同課によると、麻田容疑者が井上さんに金を貸していたとの情報があるのに加え、当日は経費を巡って麻田容疑者が激高していたとみられ、同課が詳しい経緯を調べている。 井上さんが意識を失った際、麻田容疑者自ら119番し、救急隊員に「(井上さんが)土下座してコンクリート床に頭を打ち付けた」と説明していた。 同課は司法解剖の結果を踏まえ、井上さんの負傷状況が麻田容疑者の説明と一致せず、自傷によって生じたものではないと判断し、立件に踏み切った。