教職員9人が逮捕される異常事態 不祥事防止へ専門家が講義 岩手県教委が再発防止研修

教職員の不祥事が後を絶たない中、岩手県教育委員会は8月31日、再発防止に向け専門家が講義する研修会を開きました。 この研修会は、県教委が2026年7月にまとめた再発防止策の一環として初めて開かれたもので、教職員の研修などを担う機関、「県立総合教育センター」の職員約40人が参加しました。 県内では2025年度から2026年度にかけて、わいせつ行為や飲酒運転など9人の教職員が逮捕される異常事態となっています。 研修会では犯罪心理学や臨床心理学を専門とする県立大学の紀司かおりさんが講師を務め、不祥事の背景にある依存症の心理的メカニズムについて説明しました。 県立大学・紀司かおり講師 「不祥事が繰り返される背景には、不祥事を起こした当事者の不健康な飲酒だったり、性的な行動が習慣となっている可能性がある」 紀司さんは、問題を一人で抱え込まず、職場で相談できる「心理的安全性」を確保することが不祥事の防止につながると語りました。 参加した職員は、「自分の職場環境を『心理的安全性』の保たれた状態にするかということ、改めて考えさせられる機会となった」と話していました。 県教委ではこの研修会のほかにも犯罪社会学の理論に基づき過去の事例を分析した動画を制作し、先週、各学校などに提供しています。

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