燃え盛る炎。沖縄県内の宿泊施設で8月に起きた火災の映像だ。 この施設に放火し、宿泊者18人を殺害しようとした疑いで、アメリカ国籍の32歳の男が逮捕された。男は自身も宿泊していた施設に、なぜ火をつけたのか――。 ◆「風船が破裂したような音」未明の宿泊施設で火災 現場となったのは、沖縄・北谷町の宿泊施設「ホテル ハンビーリゾート」。 8月15日未明、目撃者から「ホテルで火災があり避難できない人もいる」との110番通報が寄せられた。 火災発生直後の映像を見ると、燃え盛る炎に向かって消防による放水が続けられている様子が確認できる。 この映像の撮影者は、当時の緊迫した状況について「風船が破裂したようなパンパンという音と、ガラスが割れるような音が響いていました」と話した。 現場には消防車7台が出動し、通報から約4時間後に火は消し止められたものの、建物の半分と車1台が燃えた。 ◆放火後に立ち去ったか アメリカ国籍の宿泊客を逮捕 記者リポート: 鎮火から1時間ほどが経ちましたが、現場では今も焦げた匂いが残っています。 また、建物を見ますと、窓ガラスが割れ、中まで焼けていることが確認できます。 火災発生時、この施設に宿泊していた18人のうち、50代の男性1人が意識不明の状態で病院に搬送され、男性はこれまでに意識を取り戻しているものの、重傷で現在も入院中だという。 この火災について調べていた警察が1日、現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで逮捕したのが、アメリカ国籍の自称会社員、ポセディオン・アレキサンダー・ロバーソン容疑者(32)。 警察によると、ロバーソン容疑者は当時、旅行で沖縄を訪れ、現場の施設に1人で宿泊。建物に火をつけた後、現場から立ち去ったとみられている。 そして、火災発生から6日後、沖縄・浦添市にある複合施設内のソファーで寝ていたところを警察官に見つかり、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された。 その後、警察が捜査を進めた結果、宿泊施設に放火した疑いも強まったことから、今回の逮捕に至ったのだ。 警察は、宿泊施設側やほかの宿泊客とトラブルがあったのかも含め、動機の解明を進めている。 (「イット!」9月2日放送より)