山口県美祢市の老舗和菓子店で、店主の男性が殺害された事件。遺体の発見から4日で1週間です。警察は殺人事件として捜査を続けていますが、いまだ犯人は捕まっておらず住民は不安な日々を過ごしています。 持永泰知記者 「齊藤さんのものと思われる車は別の場所に移動され、鑑識作業が進められています。警察は理由を明らかにしていませんが、事件との関連を調べています」 遺体発見から1週間がたった4日も雨の中、捜査が行われました。 美祢市伊佐町伊佐。閑静な住宅街にある老舗和菓子店で事件は起きました。8月28日午後6時前、新聞が取り込まれてないことを不審に思った長男が和菓子店を兼ねた自宅を訪ね、店主の齊藤一正さんと同居する妻が倒れているのを発見しました。 齊藤さんは頭に鈍器によるとみられる傷が複数あり、その場で死亡が確認されました。妻は、頭の骨を折る重傷を負い入院しています。 捜査関係者によりますと、齊藤さん夫婦は8月27日から発見される28日までの間に襲われ、傷口の状況などから同じ凶器が使われたとみられるということです。凶器は見つかっていません。 警察によりますと齊藤さん夫婦は1階の住居部分の和室で倒れていました。警察では殺人事件としておよそ100人態勢で捜査を進めています。 近所の住民 「ふだんから家に帰ったらすぐに鍵をかけるようにはしてるんですけど、さらに、チェーンをするようにしました」 家の周りに大きな破壊は確認されていませんが、一部の部屋では物が動かされていて、物色された可能性があるとみて金品目的も含めて調べています。2人を発見した長男が家を訪ねたときに、裏口の鍵は開いていたということです。 近所の住民 「犯人が捕まっていないってことも怖いですし、ご家族のことも考えたら本当に一日も早く犯人が捕まってくれたらと思っています。」 齊藤さんの店の名物、宇いち饅頭。地元では親しまれていた土産物の店で発生した事件で住民の不安は大きくなっています。