時効が翌日に迫る中__水迫畜産元取締役の男 食品表示法違反と詐欺の罪で起訴

牛肉の産地を偽装し代金をだまし取った疑いで逮捕・送検されていた指宿市の水迫畜産の元取締役の男が、食品表示法違反と詐欺の罪で7日起訴されました。男は送検後、釈放され任意での捜査が続いていましたが、食品表示法違反の時効が翌日に迫るなか、鹿児島地検は男の起訴に踏み切りました。 食品表示法違反と詐欺の罪で起訴されたのは、指宿市の水迫畜産の元取締役、水迫 政輝 被告55歳です。 起訴状などによりますと、水迫被告は2023年、ふるさと納税の返礼品として送る商品の発注を受けた際、他の県産の牛肉を「鹿児島産」と偽り販売。県内の会社から現金合わせておよそ145万円をだまし取ったとされています。 事件当時、水迫被告は仕入れや在庫の管理、商品の原料の指定などを1人で担当。偽装された牛肉は、ラベルに表示されていた県産の牛肉の半分以下の価格だったことがわかっています。こうした状況から水迫被告は差額分で会社の利益を上げようと、産地を知らない他の従業員に噓のラベルを貼らせていたとみられています。 逮捕当時、警察の調べに対し、「意図して偽装したわけではない」と容疑を否認していた水迫被告。 送検後は釈放され任意での捜査が続けられていましたが、食品表示法違反の時効が翌日に迫った7日、鹿児島地検は水迫被告の起訴に踏み切りました。 食品表示法違反については、水迫畜産が会社として起訴されています。 起訴を受け水迫畜産の水迫 栄治社長は、KYTの取材に対し「お騒がせして大変申し訳ない。 被害に遭われた方々への補償を進めているが、現時点では起訴状が手元に届いていないため、 コメントできない」としています。

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