乳児殺害事件、「ネグレクトの疑い」で職員が8月訪問 死因は窒息か

広島県福山市で4日、生後2カ月の男児が自宅で殺害された事件で、県東部こども家庭センターに虐待を疑う通告が8月下旬に寄せられていたことが県への取材でわかった。県は「ネグレクトの疑いがある」と判断し、市職員が自宅を訪問したが、祖母とともにいた男児に虐待の疑いはなく、再訪問する予定だったという。 家庭センターへの通告は8月22日にあり、「夜中に赤ちゃんが1人きりになっているのではないか」という内容だった。県の担当者は「子どもが亡くなっているので、対応に全く問題がなかったとは言えない」としている。 また、福山東署は7日、司法解剖の結果、男児の死因は窒息の可能性が高いと発表した。男児の頭にポリ袋をかぶせてうつぶせに寝かせたとして、殺人容疑で逮捕された会社員の少年(18)は男児の父親で、容疑を否認しているという。男児に異変が起きてから約4時間後に母親が110番通報しており、署が経緯を調べている。男児は父親と母親の3人暮らしだった。(武田啓亮、相川智)

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