インドネシア拠点の組織的詐欺に関与か 香川県警が容疑者2人を逮捕

インドネシアを拠点とした組織的な特殊詐欺に関与したとして、香川県警は8日、岡山市中区の人材派遣業の男(43)と石川県能美市のアルバイトの女(22)を組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕し、発表した。ともに容疑を否認している。 捜査2課によると、2人は他の者らと共謀して2025年12月、警察官などを装って徳島県内の40代男性に、犯罪に関与した疑いがあるなどとうそをつき、74万5千円相当の暗号資産をだまし取り、詐欺グループが管理する口座に隠した疑いがある。 詐欺グループはインドネシア・ジャワ島のスラカルタ市内を拠点にしていた。高野容疑者は電話をかける「かけ子」、芝原容疑者はかけ子の見張り役だったとみられる。 県警によると25年12月、坂出署に「知人がインドネシアに軟禁されている」と相談があり捜査に着手。同月、軟禁されているとされた男性が帰国したため任意で事情を聞いたところ「インドネシアで特殊詐欺のかけ子をさせられた」と話し、その後の捜査で両容疑者の関与が浮上したという。 県警は、この男性らをかけ子に勧誘したとしてリクルーター役の男(66)=香川県坂出市=を職業安定法違反の疑いで今年1、2月に逮捕。現地警察と連携して捜査を進めている。(松本敏博)

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