11万ウォン(約1万2,000円)のBTS(防弾少年団)のチケットを300万ウォン(約34万円)で転売したダフ屋が警察に逮捕された。 京畿(キョンギ)北部警察庁サイバー犯罪捜査隊は16日、家族や親戚など7人のアカウントとマクロプログラムを利用してダフ屋取引を行ってきた疑いで、30代の男A氏を検挙したと明らかにした。 A氏は、有名アイドルの公演からスポーツ試合まで、計8,967枚のチケットを違法に転売し、約24億ウォン(約2億7,000万円)の不当利益を得た疑いがもたれている。 警察の調査の結果、A氏は2018年9月から今年まで、実に8年間にわたり犯行を続けていたことが確認された。 特に2019年には、11万ウォンのBTSの公演チケットを買い占めた後、300万ウォンで転売し、30倍近い利益を得た。また、昨年のStray Kidsのコンサートチケットは16万5,000ウォン(約1万8,000円)から200万ウォン(約22万円)へ、SEVENTEENのファンミーティングチケットは11万ウォンから180万ウォン(約20万4,000円)へと価格を吊り上げて販売した。2023年のブルーノ・マーズの韓国公演のチケットも、定価25万ウォン(約2万8,000円)の約5倍にあたる120万ウォン(約13万6,000円)で取引した。 A氏は今年3月、京畿北部警察庁がダフ屋組織のメンバー16人を検挙したというニュースを知った後、犯行を中止し、パソコンや携帯電話を初期化するなど、証拠隠滅を図った。しかし、警察が家宅捜索の過程で犯行資料が保存されたUSBを発見し、デジタル・フォレンジック(デジタル機器に保存されている文書ファイルやアクセスログなどから、犯罪捜査に有効な法的証拠を探し出すこと)を通じて資料を確保したことで、その正体が露見した。 警察の関係者は「ダフ屋取引はK-POPファンの公式の観覧機会を奪う犯罪であり、違法行為だ」とし、「捜査中の他の被疑者たちも必ず検挙し、犯罪収益まで徹底的に回収する」と明らかにした。