10年前の未解決事件を動かしたのは鑑定技術の向上 別の性的暴行事件と手口が酷似 証拠品の再鑑定で浮上した男を逮捕 北海道小樽市

■10年前の未解決事件 鑑定技術の向上が逮捕の決め手に 約10年前、北海道札幌市で10代の女性に性的暴行を加えたとして男が逮捕された事件は、この10年間で向上した鑑定の技術などが逮捕につながったことがわかりました。 片山侑樹 記者 「午前9時です。相原容疑者の身柄が北海道小樽警察署から出てきました」 9月18日、身柄を検察庁に送られた北海道恵庭市の無職、相原貴容疑者。 2016年11月、札幌市豊平区の駐車場で10代後半の女性を刃物で脅し、性的暴行を加えた疑いが持たれています。 ■小樽市での別の事件が手がかり 酷似した手口から再鑑定へ 発生から約10年。事件が動き始めたのは5月に起きた別の事件がきっかけでした。 片山侑樹 記者 「札幌市で起きた強姦事件、小樽市で発生した同様の手口での事件が逮捕への手がかりとなりました」 5月、小樽市の住宅街で起きた40代の女性への性的暴行事件。 事件の1か月後に逮捕されたのが、相原容疑者でした。 その手口は、屋外の駐車場で女性を刃物で脅し、犯行に及ぶというもの。 10年前の事件にとてもよく似ていました。 ■余罪の可能性も 警察が関連事件の捜査を慎重に進める そこで、警察は2016年発生の札幌市の事件について証拠品などの再鑑定を開始。 この10年間で向上した鑑識技術や鑑定方法を駆使した結果、相原容疑者の逮捕に至ったといいます。 片山侑樹 記者 「相原容疑者は恵庭市で、親と一緒に住んでいたとみられます。恵庭市から札幌市や小樽市など各地で犯行を行っていたことになります」 相原容疑者は、さらに2018年、似た手口の北海道千歳市の事件でも逮捕されています。 警察は、札幌市や周辺で起きた未解決の性犯罪事件と相原容疑者との関連も慎重に捜査を進めています。

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