北九州市で起きた中学生殺傷事件で容疑者の男があす16日から鑑定留置されることがわかりました。 先月、北九州市小倉南区のファストフード店で中学生の男女2人が刃物で刺され女子生徒(15)が死亡し男子生徒(15)も重傷を負いました。 殺人容疑で再逮捕された平原政徳容疑者(43)は容疑を否認しています。 関係者によりますと平原容疑者の精神鑑定を実施するため、あす16日から鑑定留置が行われるということです。 捜査本部や検察は平原容疑者の刑事責任能力に問題はないと見ていますが起訴された場合裁判員裁判で責任能力が争点の一つになることを見据え精神鑑定の必要があると判断したとみられます。