安芸高田市役所に繰り返し電話をかけて業務を妨害したとして、広島県警は28日、福岡県に住む男(75)を偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、男は去年7月、安芸高田市役所の代表電話に22回にわたって繰り返し電話をかけ、職員に、対応すべき事項ではない内容を執拗に告げ、安芸高田市役所の業務を妨害した疑いが持たれています。 警察の調べに対し、男は「電話した内容は全否定しないが、業務を妨害する意図はなかった」と話しているということです。 去年9月に市役所から、届け出があり事件が発覚しました。 男は電話で、学歴の自慢をしたり、「“カスタマーハラスメント”は日本語だ」「地方公務員だから、話をだまって聞いておけ」などと話していたりしたということです。 警察は事件の詳しいいきさつを調べています。