警察官装う特殊詐欺 80代女性が820万円被害【高知】

高知県内で特殊詐欺の被害が後を絶ちません。警察によりますと、2026年9月に高知市の80代女性が警察官を装う詐欺の被害にあい、820万円を騙し取られた事が分かりました。9月11日、高知市の80代女性の自宅の固定電話に、県外の警察本部の職員をかたる女から「(女性名義の)免許証などが入ったセカンドバッグが拾得物としてあがっている」と電話がありました。女性が身に覚えがないことを伝えると、刑事をかたる男が電話に出て、「あなたは犯罪で得た現金を受け取った容疑者で、犯罪収益隠匿罪の疑いがある」と言い、その後、SNSアプリに誘導されました。相手はSNSアプリのビデオ通話などで偽の逮捕状の画像を女性に見せ、「あなたの口座について金融庁で入出金を確認するので、現金を引き出してください。こちらで引き出した現金の紙幣番号を確認する」などと女性に指示。女性は、数日かけて自分の口座から820万円を引き出し、相手の指示通り、紙袋に現金を入れて自宅敷地内へ置き、だまし取られたものです。警察が把握した2026年10月4日までの高知県内の特殊詐欺の認知件数は109件で、被害額は約8億4255万円に上っています。警察は国際電話の利用休止手続きや、特殊詐欺対策アプリの導入など、犯人からの電話を受けないための対策を呼びかけています。

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