三重県津市で、同居する男性(58)に無断で生命保険をかけたなどとして、男女3人が逮捕されました。 事件が発覚したのは、今年7月。1本の119番通報からでした。「声をかけたところ返事がない。確認したら死亡しているのを発見した」(7月の119番通報) 7月、津市のアパートの一室で、住人の山下豊さん(当時58歳)が死亡しているのが発見されました。 警察が遺体を調べると、第三者によるものとみられる外傷がありました。 それから約3カ月。 警察は、山下さんと同居していたいずれも無職の山下博史容疑者(62)、野尻孝俊容疑者(60)、阿部桂子容疑者(54)を逮捕しました。 警察によると、3人は7月、山下さんの生命保険の加入申込書を偽造したなどの疑いが持たれています。 山下さんには、入院で1日5000円、死亡で最大1000万円の生命保険が申し込まれていたといいます。 同じアパートに住む人は容疑者らについて――「けんかの声はほとんど毎日聞く。『バカヤロー』『アホ』」(同じアパートに住む人)「『助けて』とか殴られているような音を聞いていた。女の人の暴言が聞こえていた」(同じアパートに住む人) 1月には、死亡した山下さんから警察に「山下容疑者や阿部容疑者から暴力を受けている」という相談が寄せられていたということです。 警察は3人が山下さんの死亡にも関与し、保険金をだまし取ろうとしたとみて調べています。