米海兵隊400人滞在、種子島住民は治安不安視――19〜29日、日米訓練

自衛隊と米軍の共同演習「キーン・ソード」(19〜29日)で、種子島に約400人の米海兵隊員が滞在する。在沖縄の海兵隊員が強盗殺人容疑で逮捕されたばかりとあって、島民からは治安を不安視する声が聞かれる。島では自衛隊の訓練を含め直近1年余りで4回目となり、常態化への懸念も広がる。 「米兵は危険と決めつけたりはしない。でも、怖さがないわけではない」。中種子町の女性パート従業員(33)は不安を吐露する。3日に那覇市で30代女性の遺体が見つかった事件を踏まえ、「印象は良くない」。 米兵は島内の学校跡や公民館などに泊まるほか、テントを張って野営する。関係者によると、南種子町の前之浜海浜公園では米兵80人、自衛隊員120人ほどがテント泊する予定。 米兵は業務時間外は島内を自由に行動できる。同町の女性会社員(25)は「出歩くのは構わないが、少し警戒すると思う」と話す。 中種子町の60代自営業男性は「事件直後だからこそ米軍は気を引き締めているはず」とみる。一方で米軍に有利な日米地位協定を挙げ、「仮に事件が起きても日本は『遺憾』と言う程度だろう」と冷ややかだ。

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