勤務中の介護施設内で入居者に暴行し、けがをさせたとして、警視庁四谷署は傷害の疑いで施設の元職員、西村雄太容疑者(36)=東京都江戸川区東小岩=を逮捕した。調べに対し、「無抵抗者に暴力を加える優越感があった」という趣旨の供述をして容疑を認めている。逮捕容疑は4~5日、当時勤務していた新宿区の介護施設で、90代の女性入所者の顔面や脇腹を手で殴ったり、足で蹴ってベッドに倒したりする暴行を計10回にわたって加え、額などに全治不詳のけがをさせたとしている。女性の命に別条はない。四谷署によると、5日午前に西村容疑者が別の職員へ、女性の左胸に内出血があるなどと報告。職員が女性の居室に取り付けられたカメラの画像を確認して発覚した。事件当時、西村容疑者は当直勤務中で、女性を含めて17人の介護を担当していた。四谷署はほかにも被害者がいないかを捜査している。