「撮り鉄」タクシー運転手の男逮捕 列車往来危険の疑い ノロッコ号ラストラン前に線路沿い樹木切断 JR釧網線

北海道のJR釧網線沿線に自生する樹木をチェーンソーで切断し、倒木を電線に接触させて列車の往来の危険を生じさせたとして、神奈川県のタクシー運転手の男が逮捕されました。釧網線では10月10日に「くしろ湿原ノロッコ号」がラストランを迎える前に木などの切断が相次いでいました。列車往来危険の疑いで逮捕されたのは、神奈川県の23歳のタクシー運転手の男です。男は9月30日午後1時ごろから午後2時半過ぎまでの間、釧路町トリトウシの鉄道用地内でJR釧網線沿線に自生する樹木をチェーンソーで切断し、倒木を電線に接触させて列車の往来の危険を生じさせた疑いがもたれています。警察によりますと、10月2日にJR北海道がいわゆる「撮り鉄」による草木の伐採に関する相談を警察にしたことで事件が発覚。JR北海道は容疑者と思われる人物の情報提供を行い、警察が捜査を進め、男の犯行と特定して神奈川県で逮捕しました。倒木が接触した電線は、踏切や分岐器など列車安全運行に必要な信号の切り替えを行うためのもので、電線が切れた場合には、釧網線全列車が運休になるということです。男は警察の調べに「チェーンソーで線路沿いの木を切り、ケーブルにひっかけながら倒したことに間違いない」と容疑を認めているということです。JR釧網線では、10月10日にくしろ湿原ノロッコ号のラストランが行われていて、9月下旬から木柱や樹木などが切断される被害が相次いでいました。

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