福島県須賀川市の動物クリニックで2024年10月、刃物を持って立てこもり、女性院長にけがをさせたとして、逮捕監禁致傷などの罪に問われた本籍新潟県、住所不定、不動産業の男(26)の判決公判は14日、地裁郡山支部で開かれ、下山洋司裁判長は懲役11年、スマートフォン1台の没収(求刑懲役15年、スマートフォン1台の没収)を言い渡した。 下山裁判長は判決理由で、元交際相手の女性への不同意性交等について、女性が被告人からの継続的な暴力などで被告人に従わなければならない状態にした上で犯行に及んだことを「女性の心情を全く顧みない、自己中心的な意思決定は厳しく非難されなければならない」と指摘。さらに、女性に一方的に怒りを募らせ、謝罪させるために女性の母親である女性院長に暴力的な手段に及んだことも断じた。