10月15日午後6時すぎ、静岡県警の捜査員が静岡県袋井土木事務所に家宅捜索に入りました。県が発注した工事をめぐる官製談合事件。警察が実態解明を進めます。<金國賢一記者>※10月15日「午後1時30分です。県警の捜査員が磐田市の建設会社に家宅捜査に入りました」さらに、15日の午後には、磐田市の建設会社の本社にも警察の家宅捜索が入りました。官製談合事件をめぐっては、▼袋井土木事務所に勤務する容疑者の男(57)が官製談合防止法違反などの疑いで、▼磐田市の建設会社の役員の男(71)と▼同社役員の男(63)が入札妨害の疑いで逮捕されました。警察によりますと、容疑者の男(57)は2026年2月に実施された川の洪水対策工事をめぐる2件の一般競争入札で業者側に予定価格を伝え、価格を聞いた役員の男(71)らが不正に落札し公正な入札を妨害した疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、容疑者の男(57)は業者側に予定価格を伝える際、仕事で使用している「公用のメール」を使って連絡をとっていたとみられています。容疑者の男(57)の上司に当たる袋井土木事務所の幹部がSBSの取材に応じました。■上司「そんなことをするような職員だとは思っていなかった」<県袋井土木事務所次長>「私どもも本当にびっくりして、そんなことをするような職員だとは全く思っていなかったものですから、びっくりしたというのが現状」袋井土木事務所によりますと、容疑者の男(57)は土木工事の発注や予算を管理する立場にあったといい、勤務態度に問題はなかったということです。<静岡県交通基盤部 野津隆太部長>「業務上、予定価格を当然に知り得る立場である人間がこうした事件を起こしたこと。我々行政の公正性を根底から揺るがす事態、痛恨の極み」こうした事態を受け、県は緊急で会議を開催。コンプライアンスに関する緊急点検を実施していくとともに、速やかに、部員約1100人を対象にした所属長面談を実施することを確認しました。