「私は世の中の役に立つために王になって困っている人たちのためにお金を出したい」 そんな言葉で信頼を得て、合計300万円をだまし取ったとして、東京都大田区に住む無職の男が逮捕されました。■「天皇の末裔」を名乗り、6回にわたって現金を要求詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都大田区に住む無職の王見禎宏容疑者(73)です。王見容疑者は去年7月、自分を「天皇の末裔」と称したうえで、「私は世の中の役に立つために王になって困っている人たちのためにお金を出したい。そのための資金が必要だ」「9月には返す」「倍して返します」などと嘘を言い、富山市に住む60代の女性から現金をだまし取った疑いが持たれています。被害額は1回あたり50万円、計6回で合計300万円にのぼります。金銭のやり取りは去年7月28日から8月13日にかけて行われました。■共通の知人を介して知り合い、去年10月に発覚警察によると、女性と王見容疑者は共通の知人を介して知り合ったとのことです。被害女性が去年10月に警察へ相談したことで事件が発覚しました。王見容疑者は「嘘は言っておらず、王見家の説明と私の役割に対する支援を呼び掛けただけで、借りたお金の返済日は決まっていなかった」と述べており、容疑を否認しているということです。警察は共犯がいるかや余罪があるかどうかについても捜査を進めています。