夫とパパ活女子の性交を盗撮して、他人に提供した性的映像記録提供や詐欺未遂などの罪に問われている妻の小野晴香被告(28=逮捕時)と、内縁関係にある小野凜被告(23=逮捕時)の公判が10月6日、東京地裁で開かれた。「夫の小野洋平被告(39=逮捕時)は晴香被告と凜被告の3人で、東京・歌舞伎町のマンションで一夫多妻生活を送っていました。そのマンションに、パパ活目的で知り合った10代の女性を監禁。『お前は犬だ』と首輪を付けて、暴行や性行為を繰り返していました。女性が隙(すき)を見て逃げ出し、警察に駆け込んだことで事件が発覚。ニュースでも大々的に報道されました」(全国紙社会部記者)起訴内容によると晴香被告と凜被告は洋平被告と共謀し、洋平被告が女性と性交する様子を盗撮し、動画サイトに投稿して収益を得たとされる。さらに晴香被告が女性に対して「不貞行為によって夫婦関係が破綻した」などと言いがかりをつけ、慰謝料300万円を請求。金銭をだまし取ろうとした。6月17日には小野被告の初公判も行われ、”逆美人局”の驚きの手法が明かされた。この日行われた被告人質問で、奇妙な一夫多妻生活の実態と洋平被告による暴力によって晴香被告と凜被告が洗脳状態にあったことが明らかになった。初公判は6月5日に行われており、2人とも起訴内容を認めていた。現在は保釈されており、開廷の10分前に晴香被告が法廷に姿を現した。ベージュのシャツに黒パンツを着用し、背中まで伸びたロングヘアを1つに束ねていた。メガネとマスクを着用し、地味な印象は初公判時と変わらない。一方の凜被告は開廷時間ギリギリに姿を見せた。凜被告の利発そうな顔立ちは、地味な印象の晴香被告とは対照的。この日は就職活動中のような黒のパンツスーツに、表情には緊張がうかがえた。一瞬、晴香被告に視線を向けたが、晴香被告が凜被告を見ることはなかった。この日は、弁護人による2人の反省文と意見陳述書の要旨の読み上げ、証人尋問(晴香被告の父親、凜被告の母親)、晴香被告の被告人質問、凜被告の被告人質問の順に行われた。反省文で晴香被告は、〈自分で考えることができなくなっていた。もっと早く逃げるべきだった。夫と離婚して絶対に会いたくない。もう二度と犯罪をしません〉といった趣旨の反省文、13枚分が読み上げられた。重苦しい空気の中、晴香被告の父親による証人尋問が始まった。音信不通だった晴香被告からの6年ぶりとなる連絡が来たのは、逮捕の2週間前だったという。「連絡があった時はうれしかった。6年会っていなかったので、もう会えないんじゃないかと思っていた」しかし喜びも束の間、晴香被告から「示談でお金が必要なので、お金を貸してほしい」と懇願されたが、「洋平氏と会ったこともないので」と断った。その後、報道で事件を知ったという。